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AirBridge:上海PACTLと医薬品分野の協業で覚書
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AirBridge:上海PACTLと医薬品分野の協業で覚書

 AirBridge Cargo Airlines(ABC)は5月16日、上海・浦東空港で貨物ハンドリングを行っているShanghai Pudong International Airport Cargo Terminal Co., Ltd.(PACTL)と、医薬品やヘルスケア製品などのタイム・センシティブで温度管理が必要な貨物分野の協力に関する覚書(MOU)を締結したと発表した。

 両社は今回のMOUにより、同分野におけるビジネス協力を発展/拡大/促進していく。

 PACTLは2016年にCEIV Pharma認証を取得済み。同空港の保冷施設PACTLクールセンターは延床面積3500m2、貨物取り扱い能力年間10万トンで、温度管理が必要な貨物のクールチェーン・インフラとして機能している。

 上海はABCにとって中国で最初のオンライン空港となる。ABCでは同空港への運航頻度を各シーズン増加させており、現在週20便以上を運航している。

 ABCのSergey Lazarevゼネラルディレクターは、「製薬業界は、すべてのサプライチェーン関係者に高い期待を寄せている。当社は顧客が求めるハイエンドサービスの必要性を理解し、先見的で信頼できるパートナーと協力してサービスを提供する。医薬品分野の発展に向けて同じ価値観と事業展望を共有するPACTLと戦略的パートナーとなることを誇りに思っている」と述べた。

 写真は上海で開催された“The Air Cargo China 2018”で行われたMOU締結セレモニーの様子。

Last Update : 2018/05/17