Airbusは5月25日、全日本空輸(ANA)向けA380初号機の主要部位の組み立てが完了し、最終組み立て工場からロールアウトしたと発表した(写真)。
同機は別の作業場に移動して構造部の装備を完成させた後、エンジン取り付け/コックピット装備などを行うほか、電力システム/油圧/空調システムなどのテストを実施する。
ANAは日本で初めてA380を運航する航空会社で、A380×3機を確定発注済み。初号機は19年春にデリバリー予定で、成田〜Honolulu線に投入される計画。ANAではA380に「空飛ぶウミガメ」という意味を持つ「FLYING HONU」の名称を付け、特別塗装を施す。
