Delta Air Lines(DAL)は2019年から米国とMumbai(インド)間の直行便を開始する。DALが5月24日発表した。
同路線開設は、米国とアラブ首長国連邦(UAE)およびカタールとの間で、中東2ヵ国が国営航空会社に提供している政府補助金の問題解決に取り組むための合意を反映したもの。
DALをはじめとした米航空会社は、Emirates/Etihad Airways/Qatar Airwaysの3社が政府からの補助金を得ており、健全な競争が妨げられていると主張している。DALでは、新たな合意により一定の是正がされるものとし、インド路線の再進出が可能になったとしている。
同路線の運航は政府認可が条件で、米国側の発着空港やスケジュールの詳細はことし後半に発表する予定。
またDALは、コードシェア(C/S)提携を実施しているJet AirwaysとのC/Sを拡大し、インド国内各地へのシームレスな接続を提供する方針。