Malaysia Aviation Group（MAG）の貨物航空会社Malaysia Airlines Berhad（MAB）Kargoは5月24日、チャーター便により、東マレーシアのサラワク州Bintuluへ約72トンのバルク貨物を輸送した（写真）。

　今回の輸送は、石油・ガス企業によるチャーター便として、提携パートナーのSilk Way West（AZG）のB747-400Fにより運航されたもの。同機はLeipzig（ドイツ）からBaku（アゼルバイジャン）を経由して、Bintuluに到着した。

　Bintulu空港には、到着したジャンボフレイターの運航を支援するため、Kuching空港とMiri空港からグランドハンドリング機器が運び込まれた。MAB Kargoは「石油・ガス産業のチャーター便は常に挑戦的で、とにかく複雑な物流が伴う。今回のケースでは、小さな空港に大型機材を受け入れる必要があったが、グランドハンドリング・チームと空港関係者の支援を得て実現した」としている。

　MAB Kargoは長年にわたり、世界各地への石油・ガス関連設備の輸送を成功させているほか、F1グランプリの車両やコンサート器材、家畜など、様々なチャーター輸送を実施している。