Air Canada(ACA)と中国国際航空(CCA)は6月6日、カナダ〜中国路線におけるジョイント・ベンチャー(JV=共同事業)協約を締結したと発表した。中国と北米の航空会社で初のJVとなる。
両社は両国間路線で相互コードシェア(C/S)を実施するなど、長期に渡り提携してきたが、今回のJVにより提携関係を強化するとともに、既存のC/S提携の拡大や、カナダ〜中国間、また相互の国内線における接続便に関する協力を深めていく。JVは今後6ヵ月間で段階的に行われる。
両社は過去2年で、ACAがMontreal〜上海線を、CCAは北京〜Montreal線をそれぞれ運航開始しているが、現在はカナダToronto/Vancouver/Montreal〜北京/上海間の太平洋路線で週52便を運航している。
写真はJV提携セレモニーで、左から2人目がACAのCalin Rovinescu・社長兼CEO、右端がCCAのZhiyong Song社長。
