関西エアポートは6月7日、第3期会計年度(2017年4月〜2018年3月)の決算を発表した。
航空需要が堅調に推移したこともあり、営業収益が前期比15%増の2064億円、営業利益が同40%増の529億円、経常利益が同60%増の418億円、当期純利益が同67%増の283億円で、増収増益となった。
同社では増収増益について(1)発着回数・旅客数が過去最高、(2)東アジア方面の国際線旅客が好調、(3)新規路線、航空会社の新規就航、(4)好調な国際貨物、の4つを要因に挙げている。
国際貨物量については、2016年度の73万5000トンから13%アップの83万2000トンに増加している。
また、17年度の関空貨物便の新規就航については、17年12月からアゼルバイジャンのフレイターキャリア・Silk Way West Airlines(AZG)が関空〜Baku線(週1便)、18年1月からLufthansa Cargo(LCAG)が関空〜Frankfurt線(週2便)でそれぞれ運航開始している。