DSVは6月11日、ポーランドWarsawの国際サービスセンター(ISSC)内に2017年12月に設立したRobotics Center of Excellenceで、Robotic Process Automation(RPA)を活用して、ソフトウェアロボットを開発したと発表した。
同社ではRobotics Center of Excellenceに、ロボット開発の関連業務を統合している。
RPAとは従来、人手で行っていたワークフローが定まっている作業を、ソフトウェアロボットが代行して自動化するもの。
例えば航空機の“到着予定時刻”と“実際の到着時刻”との不一致を探すために、航空会社のウェブサイトをスキャンするように設定されているソフトウェアロボットが、遅延を検出した場合には新しい情報のスクリーンショットが作成され、出荷者に直接送信したりする。
こうした作業において、人は1時間に25件を処理するが、ロボットは3倍の75件を処理できるうえ休憩を必要としない優位性がある。
現在、DSVではこうしたロボットを計100台保有しているという。