Panalpinaは6月13日、アルゼンチンの物流企業Newport Cargo S.A.との間で、同社を買収することに合意したと発表した。
Newport CargoはBuenos Aires中心部の本社のほか、Ezeiza国際空港にオフィスを構え、年間2万4000トンの輸出航空貨物を取り扱っている。
Panalpinaはラテンアメリカ地域からの生鮮貨物を数多く扱っており、Newport Cargoを買収することで、アルゼンチンおよび近隣諸国からの魚/果物/種子など生鮮品の輸出事業をさらに強化することになる。
Newport Cargoは米Miamiにオフィスを持ち、強力な顧客基盤を背景に魚やベリー類を米国向けに輸出している。
一方、Panalpinaは長年、ハイテク機器や日用品を北米からアルゼンチン向けに輸送している。そのため、南米から米国向けの生鮮輸送と、北米から南米向けハイテク機器・日用品の輸送が、Panalpinaのネットワーク・ハブである米アラバマ州Huntsvilleを接点に、北米〜南米間をラウンドすることになる。