郵船ロジスティクス(YLK)は6月20日、“日・ASEAN食産業人材育成官民共同プロジェクト”の一環として、王立カンボジア農業大学で開催されたフードバリューチェーンセミナーで、6月5日に「食品サプライチェーン」に関する講義を行ったと発表した。YLKの同プロジェクトへの参加は2017年に続き2回目。
同プロジェクトでは取り組みのひとつとして、ASEANの主要大学で、日本の官公庁や企業で専門分野の技術・知識を持つスタッフが講師となり、食品付加価値/食品製品開発/青果物・精肉等のポストハーベスト/食品サプライチェーンなど、さまざまな分野をカバーするフードバリューチェーン講座やセミナーを開設している。
カンボジアでは昨年に続いてASEAN事務局のサポートのもと、王立カンボジア農業大学と連携して実施された。
講義ではYLKの第一総合開発営業部の鶴巻氏と食品アドバイザーの魚住氏が講師となり、120名を超える学生に「食品サプライチェーン」をテーマに、カンボジアを取り巻く国際物流の状況や鮮度保持輸送技術、サプライチェーンモデルを、YLKカンボジア法人が取り扱っている海外調達物流の事例を取り上げて講義した。
写真は講師となったYLKスタッフ、大学関係者および受講した学生。