日本貨物航空(NCA)は、6月17日から一時的に運航を停止している同社航空機の健全性の確認作業について、より詳細な調査を行うため、1機目の健全性確認および運航復帰に少なくとも数週間かかる見込みであると、6月22日に発表した。
当初の発表では、確認に少なくとも1週間程度を見込んでいる、としていた。1機目以降、残りの航空機についても健全性が確認できしだい、順次、運航復帰させるとしている。
NCAでは、4月3日に実施したB747-8F(登録番号:JA14KZ)の機械部品への潤滑油補給について、整備記録に事実と異なる記載が判明したことを発表。保有する航空機の健全性が確認できるまで、すべての運航便を一時的に停止している。