UPSは6月26日、フランスParisの南約30kmのCorbeil-Essonnes and Evryに、1億ドル以上を投じて建設した物流ハブが完成し、仏交通相や地元市長をはじめ多くの関係者を招待して、開所式を催したと発表した。
新施設の開設は、UPSが2019年までに20億ドルを投じて行う欧州でのネットワーク強化の一環。UPSとして、同国における単一プロジェクトへの投資としては、史上最高額となった。
サッカー場・4面分の3万m2の広さがある同ハブ施設は、高度な梱包/仕分け/配送機能を持つように設計されている。その稼働により、Chilly-MazarinとSavignyにあった既存の2拠点が、新センターに移転・統合された。
新施設は1時間当たり3万7000個の貨物処理能力がある新鋭仕分け機を導入したことなどにより、貨物の取り扱い能力が従来の2施設の2倍以上に強化されている。同センターでは約1000名のスタッフが働く。
写真は開所式で行われたテープカットの様子。
