センコーと九州センコーロジは7月2日、(一社)日本物流団体連合会から物流環境大賞を受賞したと発表した。
物流環境大賞は、優れた環境保全活動/環境啓蒙活動/先駆的な技術開発などで、物流業界の発展に貢献した企業などを表彰する制度で、今回が19回目。
大賞を受賞したのはセンコー/九州センコーロジが、コカ・コーラ ボトラーズジャパンの飲料製品の九州と関西間の幹線トラック輸送を鉄道輸送に切り替えたモーダルシフト。これにより大幅な環境負荷低減と物流の効率化を実現したことが評価された。
さらに、センコーは、“フタムラ化学のプラスチックフィルムを大型トラックによる幹線輸送から、鉄道輸送へのモーダルシフト”、“ADEKA/ADEKA物流の加工油脂を長距離トラック輸送からフェリー船輸送へのモーダルシフト”、“日本ノボパン工業のパーティクルボードを幹線輸送大型化に合わせた船舶へのモーダルシフト”の3件についても、物流環境特別賞を受賞した。
センコーグループでは今後、モーダルシフトを推進して、環境負荷の低減と物流効率化の実現に積極的に取り組んでいくとしている。