IATA(国際航空運送協会)が7月4日に発表した2018年5月の世界の航空貨物(国際・国内)輸送は、FTK(有償トンキロ)ベースで前年同月比4.2%増、ロードファクターは44.6%となった。
貨物需要の伸びは、昨2017年よりも大幅に鈍化。IATAは中期業績見通しとして、2018年の貨物成長率を4.5%から4.0%に下方修正している。
IATAでは、成長がよりスローペースで継続している理由について、(1)顧客ニーズを満たすための迅速な配送が必要な在庫サイクルが終了したこと、(2)製造業PMIの新規輸出受注が21ヵ月ぶりの低水準となったこと、(3)貿易摩擦の増加により世界貿易が軟化傾向にあること、を挙げている。
FTKとAFTK(有効トンキロ)、FLF(ロードファクター)の伸び率、およびFLFは次のとおり(▲はマイナス)。
FTK AFTK FLF前年比 FLF
アフリカ_____ ▲2.0%____20.4% ___▲4.8% ___ 21.2%
アジア太平洋____ 4.9% ____ 7.4% ___▲1.3% ___ 55.3%
欧州________ 2.3% ____ 6.0% ___▲1.6% ___ 44.5%
ラテンアメリカ___11.4% ____1.5% ____3.3% ___ 37.3%
中東________ 2.4% ____ 3.3% ___▲0.4% ___ 44.9%
北米________ 5.9% ____ 5.4% ____0.2% ___ 36.3%
市場総計______ 4.2% ____ 6.2% ___▲0.9% ___ 44.6%