鴻池運輸はこのほど、トッパン・フォームズ(株)/(株)アカサカテックと共同で、医薬品の適正流通基準GDPに対応する「医薬品を含む高度医療品・検体等輸送におけるトレーサビリティシステム」を構築したと発表した。
鴻池運輸は従来、同社の医療品物流・定温物流ノウハウとトッパン・フォームズの温度ロガー「オントレイシス タグ」を組み合わせ、医薬品を含む高度医療品・検体などの輸送サービスを国内で提供してきた。
今回はさらに、アカサカテックの「運行支援システム」の情報をオントレイシス タグにリンクさせることでGDP基準を満たすシステムを構築、主に次の5つの機能を実装したもの。
(1)現品単位でのリアルタイム位置管理/(2)温度異常時のリアルタイム警告(対運転手:専用端末画面上に音とメッセージで警告、対管理者:PC画面上でエラー表示)/(3)海外〜国内一貫の温度トレーサビリティ(航空機搭載中も継続して情報を残すことが可能)/(4)高付加価値運行ナビ(運行許可ルート、バーチャル添乗指導、納品先での注意事項などの表示)/(5)納品先での温度証明記録書の発行(印刷)。
鴻池運輸は、「物流会社の視点で開発した安全・安心な車両の運行とトレーサビリティ機能をより強化させたシステムで、日本国内のみならず海外〜国内間における、より高付加価値な医薬品を含む高度医療品・検体等の輸送を可能にする」としている。