郵船ロジスティクス(YLK)は7月12日、マレーシア法人のTasco Berhad(Tasco社)がマレーシアでコールドチェーン事業を展開する子会社Tasco Yusen Gold Cold Sdn Bhd(TYGC社)を設立したと発表した。
マレーシア法人のTasco社は、ASEAN域内での生鮮品を含む食料品/飲料/医薬品等の定温輸送・保管の需要の高まりを受けて、マレーシア国内でコールドチェーン事業を展開するGold Cold Transport Sdn Bhd(GCT社)とMILS Cold Chain Logistics Sdn Bhd(MCCL社)を買収する契約を昨17年1月に締結していた。その後、GCT社は昨年7月に、MCCL社は本18年6月初旬にそれぞれ買収を完了した。
買収完了に合わせてTasco社は、コールドチェーンサービスのさらなる拡大を図るため、事業を一元管理する子会社TYGC社を設立して、GCT社とMCCL社を傘下に置いた体制でのコールドチェーン事業の運営を開始したもの。
買収したGCT社は、マレーシア国内で約3万1000m2の冷蔵・冷凍倉庫の運営と約200台のリーファートラックを所有している。また、MCCL社はPort Kelang港のWestportに隣接したエリア内で約7000m2の冷蔵・冷凍倉庫のオペレーションを行っている。
さらに、2社ともマレーシア政府の認証機関であるマレーシア・イスラム開発局(JAKIM)から倉庫内全域でハラル認証を取得しており、同国内でのハラル食品のコールドチェーンの提供が可能だ。
TYGC社はマレーシア国内の低温物流サービスだけでなく、YLKのグローバルネットワークを生かし、海上・航空輸送におけるコールドチェーンサービスを展開して、事業拡大を図っていく。