Lufthansa Cargo(LCAG)は9月13日、Frankfurt空港で危険物申告書(DGD)を電子情報化する“eDGD”を運用して危険品を取り扱った。LCAGが9月17日発表した。
LCAGは、独Wiesbadenを拠点とするヘルスケア企業Abbott社の貨物を、独DAKOSY Datenkommunikationssystem AG(DAKOSY)の航空貨物サプライチェーンに特化した出荷プラットフォーム“INFr8”を利用してFrankfurtからMexico Cityへ輸送したもの。写真はFrankfurt空港での貨物ローディング風景。
eDGDによる危険品の運用は今回が初で、LCAGはeDGD標準化のサポートを受けた初の航空会社となった。
LCAGのSoren Stark・オペレーション担当COOは「eDGD開始は喜びだ。これは、当社が航空業界における電子化のパイオニアであることを示している。荷送人/フォワーダー/空港とともに、この分野で達成することはまだまだある」とコメントしている。
IATA(国際航空運送協会)はeDGD標準化の実現に向けたプロジェクト“e-freight initiative”を進めていて、LCAGなどがeDGD開発に携わっている。
危険物の作業プロセスは、文書ベースで行われてきており、電子化基準が存在しなかった。DGDは文書で行われ、空港で荷主から貨物を受け取る。そのため航空会社は、受け取り以降でしか文書をチェックすることができなかったが、新電子システムにより、航空会社は貨物受託前に付随する文書の誤りを検出し、修正することが可能になる。
将来的に、受託拒否される貨物件数の減少やプロセス高速化とリソースの有効活用にもつながるとしている。
