関西国際空港を運営する関空エアポートは10月3日、台風21号の被害を受けた関空における被害状況や復旧状況、災害対策をまとめ、災害時の事業継続計画(BCP)を立て直す方針を発表した。
台風21号の影響により関空の滑走路やターミナルビルが浸水するなどの被害を受けて10月4日で1ヵ月。関空では9月21日に旅客ターミナルが全面回復し、旅客便も被災前の水準に戻りつつある。
貨物地区では高潮や浸水の影響により、一部の貨物上屋は、屋根やシャッターの破損、貨物を取り扱うための機器の損傷等が見られ、復旧に時間がかかっていた。ただ、現在は正常化に向かいつつあり、貨物の取り扱い能力も台風被害前の8割に戻ったという。
関西エアポートでは、今後の災害対策として、問題点の洗い出し・検証などの危機対応のほか、冠水・浸水被害に影響を与えた護岸や、浸水した地下施設の電気設備の置き場所などを検討する3つのチームを設立。専門家の意見も取り入れ、10月下旬までに中間報告をまとめる予定としている。