郵船ロジスティクス(YLK)は10月4日、関西国際空港でIATAの医薬品取り扱いプログラムであるCEIV Pharmaの認証を取得したと発表した。日系航空フォワーダーの同認証取得はYLKが初めて。
CEIV Pharma認証は、IATAが策定した医薬品温度管理輸送の品質認証プログラムで、GDP(Good Distribution Practice)を包括的に網羅しており、医薬品貨物の航空輸送において高い輸送品質を保ったサプライチェーンを構築するためのガイドラインとなる。
関空を運営する関西エアポートでは、国際貨物ハブを目指す戦略のひとつである「医薬品貨物取扱の高品質化」の取り組みの中で、より安全な医薬品輸送を提供するために、2017年8月にYLKを含む関係事業者6社とCEIV Pharma認証の共同取得に向けて「KIX Pharma コミュニティ」を設立した。
YLKはその中で、品質管理やオペレーション改善によって、より安全で高品質なサービスの提供が行われていることが認められ、日系航空フォワーダーとして初めて関空でCEIV Pharma認証を取得したもの。
同社はグローバルな医療・医薬品物流の強化を進めており、2016年11月にはAmsterdamのSchiphol空港で日系物流企業として初めてCEIV Pharma認証を取得している。また、ことし3月には独Frankfurt空港でもGDP認証を取得した。
このほかにインドネシアJakartaのSoekarno–Hatta空港やJuanda空港でもGDP認証を取得済み。