Boeingは10月16日、カナダで開催されているTIACA(国際航空貨物協会)の航空貨物フォーラムにおいて、世界の航空貨物需要について、今後20年(2018年〜2037年)にわたり年率4.2%の成長が続くとの予測を発表した。
この需要に対して、2037年までに新たに貨物専用機が計2650機必要としている。2650機の内訳は新造の大型および中型機が980機、旅客機からの換装機が1670機と見込んでいる。換装機については、今後20年で、標準ボディ1170機、中型ワイドボディ500機の旅客機がフレイターにコンバートされる見通しとしている。
Boeingでは航空貨物需要の成長を促す要因として、中国の急成長市場とeコマースの世界的な拡大を挙げている。eコマース市場については、Boeingの分析によると、2021年には年間20%近く増加して5兆ドルになると予測されている。
また、世界のフレイター市場は現在の1870機から3260機と70%以上拡大する見込みで、Boeingは、2800億ドル相当の新造フレイターを引き渡す計画としている。同社は貨物専用機が、引き続き世界の航空貨物需要の50%以上を占め、その大多数は、B747-8FやB777Fなどの大型ワイドボディ機となると分析している。