一般社団法人航空貨物運送協会(JAFA)と国際航空貨物航空会社委員会(BIAC)は10月24日、恒例の「成田空港地区貨物施設見学会」を共催した。
この見学会は、荷主に実際の現場で航空貨物の輸出入の流れを視察してもらい、航空輸送に適した正しい梱包等の理解を深めることを目的として実施されているもので、今回は荷主企業の物流担当者25名が参加した。
午前中は成田空港内の全日本空輸(ANA)第7上屋で、ANA Cargoスタッフの説明のもと、エプロンに駐機中の同社B767-300ERF機の概要、および同機内のメーンデッキ/ロワーデッキなどを見学、さらに上屋内で輸出貨物の搬入から積み付け、計量など航空機への貨物搭載までの流れや、保冷施設、危険物蔵置エリアの見学を行った。
その後、一行は成田国際空港株式会社(NAA)の会議室に移動し、NAAの担当者が、「成田空港における物流施設の現況と国際航空貨物の動向」についてセミナーを行った。
セミナーでは成田発の国際線就航都市が、経由地を含め40ヵ国・3地域、115都市になったことや、増加する取り扱い貨物量を処理していくために第7貨物ビル周辺の三角地を整備し、今後有効活用をしていきたいという方針も紹介された。
午後は近鉄エクスプレスの倉庫も見学した。参加者のひとりは、「実際の貨物機の中を見たり、上屋でどのように貨物が取り扱われているのかということに理解が深まり、良い経験となった」と語っていた。写真左は、貨物機を見学する一行と、写真右はA滑走路前での集合写真。
