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China Air:富山空港初、台湾へ生鮮品を直送輸送
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China Air:富山空港初、台湾へ生鮮品を直送輸送

 China Airlines(CAL)は11月8日と12日に、富山〜台北(桃園)線を利用した生鮮品の試験輸送を実施した。CALが11月16日発表した。

 富山空港から国際線直行便を利用して生鮮品を輸出するのは今回が初となる。

 富山市内の漁港で競り落とされた朝取れの鮮魚は、富山発CI171便に搭載され、台北・桃園国際空港に15:40に到着し、夕方には現地の飲食店に提供される。今回のトライアル輸送を経て、12月以降の本格出荷が予定されている。

 CALは富山〜台北線を週4便(月木金日、機材:B737-800)で運航中で、日本国内空港を経由する輸送ルートに比べ、同路線を利用することで輸送時間を大幅に短縮できるとしている。

 製造業が集中する富山県からは潜在的な輸出需要が高く、また緊急出荷やBCPの観点から有事の際の代替ルートとしての需要もあることから、富山空港発では生鮮品に加え、一般貨物のトライアル出荷も計画されているという。

 CALは各地方空港から台北へのフライトで使用しているナローボディーでも安定したスペースを提供しており、各空港から日本の特産品輸出をサポートしている。

■富山〜台北線(CI170/171便)
 台北発(月木金日)08:00→富山着(同日)11:50
 富山発(月木金日)12:50→台北着(同日)15:40

Last Updated : 2018/11/19