American Airlines（AAL）の貨物部門AAL Cargoは11月23日、米国での感謝祭やクリスマスなどの伝統的なお祝いのため、イタリアRome・Fiumicino空港からNew York・JFK空港へ、1日当たり2万2000ポンド（10トン）以上の甘ぐり（写真）を、6週間にわたって輸送したと発表した。

　甘ぐりは、イタリア南西のカンパニア州Naples周辺で採れたもので、甘ぐりが入れられた麻袋は、直射日光を避けるため木製のパレットに固定され、RomeにあるAAL Cargoの施設に輸送された後、Rome〜New York線（デイリー）で運航されるB777-200のベリーに積み込まれた。

　通常、甘ぐりの輸送は10月の数週間のみの季節便となるが、需要が増えている今年はすでに延長されており、11月も続けて輸送されている。