AirBridge Cargo Airlines（ABC）は11月27日、動物輸送の専門会社Intradco Globalと協力して、繁殖用の牛200頭をオランダのAmsterdamから極東ロシアのYuzhno Sakhalinskまで輸送したと発表した。

　1頭500kgの重量の雌牛たちは、B747-8Fの貨物室の管理が行き届いた温度環境下で輸送された（写真）。今回の輸送はIntradco Globalが扱った乳牛の航空輸送の中でも、最大規模のケースだったという。

　また、ABCでは2018年はこれまで、チャーター4便により計530トン以上の乳牛を極東ロシアへ輸送した。プレミアム輸送サービスのabcCareを活用することで、最適な輸送が提供できる。

　同社はライブアニマル輸送では、18年は10月までに累計で2000トンを取り扱っており、前年同期比では35%の大幅増となっているという。