Panalpinaは11月29日、ケニアNairobiのJomo Kenyatta国際空港で、冷蔵施設のスペースを1500m2に倍増したと発表した。
この施設は同空港で唯一、普通貨物用の積込み口と温度管理貨物用の低温ルームが別々になっている。
Panalpinaは2015年にNairobiでスタッフ5名により業務を開始したが、ケニアを本拠とする花き・野菜の専門輸送業者Airfloを同年秋に買収したためスタッフが200名に増え、さらに同業のAir Connectionを2017年9月に傘下に収めたことで、人員が350名に拡大した。
Panalpinaは現在、同国から花き・果物・野菜など生鮮貨物を年間6万5000トン輸出しているが、2020年までにこれを8万トンに増やす計画。
生鮮輸送の分野では、本2018年に南アフリカのSkyservicesがグループに加わり、ジンバブエではFX Logisticsが新たに代理店となるなど、事業が成長し続けており、同社の生鮮輸送ネットワークは現在、世界26ヵ国に広がっている。