英国の運輸省は11月28日、同国の欧州連合(EU)脱退(ブレグジット)後の航空輸送に関して、米国と新しいオープンスカイ(航空自由化)協定を締結したと発表した。これにより、ブレグジット後も、米国との間では自由な運航が保証されることになる。
英政府は「年間数千万人の旅客が利用する重要な大西洋路線の運航継続が保証され、人々が引き続き英国〜米国間を容易に移動し続け、選択肢の維持と高い価値の路線で旅行することが可能になる」とコメントしている。
また英政府は11月30日、カナダとも新たなオープンスカイ協定を締結したと発表している。英国はすでにアルバニア/ジョージア/アイスランド/イスラエル/コソボ/モンテネグロ/モロッコ/スイスとオープンスカイで合意している。