鴻池運輸と自動運転のベンチャー企業・(株)ZMPは12月17日〜19日の3日間、成田国際空港(株)が運営する空港制限区域内で、自動走行車両の実証実験を行う。
国交省航空局が6月に公募した“空港の制限区域内の自動走行に係る実証実験”に応募して選定されたもので、成田国際空港では初の自動走行車両の実証実験となるもの。
KONOIKEグループの日本空港サービスの作業スタッフの空港内移動を、ZMPが提供する自動運転実験車両で実施し、空港制限区域内という、一般道路とは周辺状況や走行ルールが異なる環境下で、自動運転技術実装に向けた検証および課題の抽出を行う。
航空機の発着回数が増加する環境のもと、空港の地上支援業務の労働力不足に対応するため、制限区域内で乗客・乗員を輸送する自動走行車両の実用化・導入などに向けた取り組み。