Lufthansa Cargo(LCAG)は12月5日、ドイツのcargo.oneの少数株主になったと発表した。
同社は2017年に設立された、航空貨物のスペース予約のデジタル・プラットフォーム(PF)を運用するスタートアップ企業。両社はこの予約・販売PFの開発・実装に向けて協力する関係にあった。
cargo.oneが運用するPFは、変化の幅が大きい航空貨物のスポット運賃をタイムリーに提示し、貨物スペース予約を可能にする機能を備えた初めてのPFとされる。
LCAGは本年初に、物流技術の米Fleet Logisticsに出資しており、物流系スタートアップへの出資はこれが2社目。
また、ことし2月には世界最大級のスタートアップ・アクセラレータである米Plug and Playとパートナーシップを締結しており、サプライチェーンや物流PF分野のデジタルソリューションの開発で、スタートアップとの協業・支援体制を整えている。