上海・浦東空港で貨物ハンドリングを行うShanghai Pudong International Airport Cargo Terminal Co., Ltd.(PACTL)は12月17日、IATA(国際航空運送協会)による危険物申告書(DGD)におけるデジタルソリューション“Dangerous Goods AutoCheck(DG AutoCheck)”を導入したと発表した。PACTLはDG AutoCheckを導入する初の航空貨物施設となる。
DG AutoCheckは、荷主が作成したDGDを光学文字認識(OCR)技術を用いて電子データに変換して読み取るシステムで、IATA Dangerous Goods Regulations(DGR)に含まれるすべての関連した規約に即して整合性をチェックする。
PACTLはDG AutoCheckの導入により、危険品の受け入れ精度が向上し、検査時間が短縮されるとしている。