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NCA:Atlas AirとB747-400F型の運用で提携を拡大
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NCA:Atlas AirとB747-400F型の運用で提携を拡大

 日本貨物航空(NCA)は1月9日、米国のAtlas Air, Inc.と戦略的提携を拡大し、NCAが所有するB747-400型フレイター3機のリースアウト契約および航空貨物運送サービス契約を新たに締結したと発表した。

 NCAは昨18年7月20日に受けた行政処分に対する改善措置の一環として、安全輸送の確立を目的にB747-8Fに限った運航体制とし、自社運航から外したB747-400Fの有効活用策を検討してきた。

 今回契約した3機のリースアウトは、19年4月、7月、9月に行う予定。

 また、航空貨物運送サービス契約に基づいて、Atlas運航便での日米間共同運航(コードシェア)等を通じて輸送量を拡大する。

 NCAは、Atlasとはすでに2機の400Fが同様の契約関係にあるが、この契約を2019年度に契約期間等を更新することで合意している。これにより、Atlasとの提携で使用する400Fは合計5機となる。

 今後、NCAは自社運航する8機のB747-8Fと、Atlasが運航するB747-400Fを活用して、運航ネットワークの最適化を図る。

Last Updated : 2019/01/09