Boeingは1月8日、2018年の民間機の年間納入機数が806機に達し、2017年に記録した763機を抜いて過去最高を記録したと発表した。
内訳は、B737が580機(純受注675機)、B747が6機(同18機)、B767が27機(同40機)、B777が48機(同51機)、B787が145機(同109機)。
B737については、引き渡した580機のうち、半数以上の330機がB737MAXとなった。また、B787はHawaiian AirlinesによるA330型機からB787型機への発注切り替え、Turkish Airlinesの新規発注、American AirlinesのB787×47機、United Airlinesの同型13機追加発注などで実績が伸びた。
B777については、DHL Express/FedEx Express/ANA Cargo/Qatar Airwaysなどのからの需要増加で、貨物機が堅調な販売となった。
Boeingは現在のリスト価格で1437億ドルに相当する893機の純受注を獲得、受注残は昨年末時点で5873機と、生産機数7年分に匹敵する機数になった。写真はBoeing機材で、上からB777、B787、B737MAX。
