仏VINCI Airports S.A.S.(以下、VINCI)は18年12月27日、英国LondonのGatwick空港を運営するGatwick Airport Limitedとの間で、同社株式の50.01%を約29億ポンド(約4000億円)で取得することに合意した。
手続きは2019年前半に完了する予定で、残り49.99%は米投資グループのGlobal Infrastructure Partnersが所有する。
Gatwick空港(写真)はLondon中心部から南へ約50kmに位置し、Heathrow空港に次ぐ英国第2の空港。74ヵ国・228都市へサービスネットワークがあり、年間4600万人以上の乗客が利用する。
VINCIは世界36空港の運営に参画しており、日本では関西国際空港と大阪国際空港の運営会社である関西エアポートに40%出資している。
