ベルギーLiege空港は1月9日、2018年の貨物取扱量が前年比21.5%増の87万644トンで、過去最高を記録したと発表した。
同空港のLuc Partoune・CEOは「1990年の空港開設以来、2018年レベルのトン数を達成したことは一度もない。これは当空港の“フレーター・ファースト”戦略が順調に進んでいることを裏付けている」とコメントした。
また、同空港は投資プログラムを進めており、「2019年から2020年までに、3万m2以上の貨物上屋が利用可能になる。今後数ヵ月のうちに、AirBridge Cargo Airlinesが最初の倉庫の使用を開始する予定」(Partoune・CEO)としている。
加えてLiege空港では、Alibabaグループの物流子会社であるCainiao Smart Logistics Network(菜鳥網絡)が同空港にスマート・ロジスティクスハブを開設する計画。Partoune・CEOはこの計画により「当空港に設立された企業の成長を維持するには数百の雇用が必要になる」との見解を示している。