英フォワーダー団体のBritish International Freight Association(BIFA)は先ごろ、英下院でEU離脱案が否決されたことについて、EU離脱反対の立場から、「離脱期限まで2ヵ月に迫った現状では合意なき離脱となることを視野に入れつつも、英国政府が明確な指針を示すまで推測に基づいた行動を起こさないことを勧める」とコメントを発表した。
また、合意なき離脱は英国経済に重大なダメージを与える可能性があるが、BIFAメンバーは多くがAEO(Authorized Economic Operator)の認定を受けており、3月29日の離脱後も英国の輸入・輸出業者が、他のヨーロッパ諸国と、過度の混乱なしに取引きを継続するのに、重要な役割を果たすことができるだろうとしている。