航空貨物運送協会(JAFA)の統計による2018年12月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで9万7234トンとなり、前年同月比6.2%の減少となった。
輸出は2016年8月から長期にわたり好調を維持しており、2018年9月が関空の台風被害の影響で1.6%減となった以外は、前年同月比プラスの荷動きが続いていた。12月は被災などの特殊要因がなかったにも関わらず6.2%減少したわけで、その要因としては米中貿易摩擦などトレード環境の変化が考えられる。
一方、12月の日本への輸入通関件数は19万8174件(前年同月比3.2%減)で、3ヵ月ぶりにマイナスとなった。