American Airlines(AAL)の貨物部門AAL Cargoは、2018年の貨物輸送量が約100万トンを達成し、過去最高を更新したと、1月25日発表した。収益額も10億ドル超を記録するなど、好調な実績となった。
日本から米国への主な輸出製品はトラクターおよび自動車部品。一方、日本への輸入品では、プエルトリコから約350億枚のコンタクトレンズが輸送された。
AAL Cargoでは、FAB(Flown As Booked=予約便搭載率)でも記録を更新。6〜12月の6ヵ月でFAB記録を達成したとしている。AAL Cargoは同社として史上初の年間実績を達成した要因として、新規ルートや戦略的スペース計画、全社的な優れたチームワークを挙げた。
AAL CargoのRick Eliesons社長は「18年は素晴らしい1年となった。記録更新を目指し、それを達成できた。収益では画期的な数字を記録した」と述べた。加えて「それ以上に重要なことは、当社チームが記録的な貨物量を扱いつつ、その中で同社にとって史上最高のオペレーション・パフォーマンスを見せたということだ。従業員一人ひとりの日々の努力のおかげで、2018年はまさに歴史的な年となった」とコメントした。