ANAホールディングス(以下、ANAHD)は1月29日に開催した取締役会で、B737MAX8×30機およびA320neo×18機の計48機の発注を決定した。両機材の納入は2021年度から2025年度を予定している。
アジアの経済成長に伴う航空需要の拡大や旺盛な訪日需要など、2020年度以降のANAグループを取り巻く事業環境を見据え、ANAHDとPeach Aviationがそれぞれ自社の戦略に基づいて、成長の基盤となる最新鋭機材を選択したとしている。
A320neoはANAグループのLCC事業を担うPeachの主力機材と位置付けて、既発注の8機に加えて今回18機を確定発注する。
また、ANAHDが邦人航空会社として初めて導入するB737MAX8は、従来機と比べ機内空間の開放感と快適性が向上しているほか、約15%の燃費改善が見込まれるとして、国内線で運航中のB737NGシリーズの後継機として、30機(確定20機、オプション10機)を新規発注する。