郵船ロジスティクス(YLK)は3月19日、顧客の長期的なサプライチェーン(SC)の持続と事業成長に貢献することを目的として、顧客の物流課題の解決を支援する新たなソリューションの提供を開始した。
国際貿易においては、数多く存在する経済協定や新たな自由貿易圏の誕生など、複雑化する世界経済によって事業環境は日々変化している。YLKでは新しいソリューションによって各国の関税率変化への対応などを含む、顧客の物流課題をサポートするとしている。
同社の新たな物流支援ソリューションは、(1)品目分類、(2)関税率・原産地規則検索、(3)取引禁止対象者スクリーニング、(4)調達コスト試算、(5)貿易統計分析、�δ潅�コスト予測分析の6つの機能からなるデータベースを活用して、HSコードや最新の関税率や原産地規則といった情報の提供が可能となる。
これらの情報をもとに、顧客の要望に応じた総合的なSCの診断を行い、最適なソリューションを提供することで、関税額の削減を含むSC全体の効率化が期待できるという。
また、世界550拠点以上の同社ネットワークを駆使した輸送手配や在庫管理などの各種物流サービスを利用することで、物流課題の解決から実際の物流手配まで、一貫したSCMの支援が可能としている。
YLKは利用事例として、“米国医療用品メーカーの想定される関税についての調査”を挙げ、米中貿易摩擦の影響を受ける可能性が高い商品や追加関税額を分析した結果、出荷商品の半数以上が影響を受けることが判明し、追加関税を最小限に抑えるための納期の前倒しにつながったという。