IATA(国際航空運送協会)が5月29日に発表した、2019年4月の航空貨物(国際・国内)の輸送実績は、FTK(有償トンキロ)が前年同月比4.7%減となった。
欧州での英国のEU離脱に関連する貿易の不確実性と米中貿易摩擦が新規輸出注文の減少に影響を与えた。
IATAのAlexandre de Juniac事務総長兼CEOは、「4月は航空貨物の伸び率が急激に減少した。今年の貨物動向は好ましくないことは明らかだ。貿易の緊張関係が影響して世界貿易は減退しつつある。航空会社は、2018年末以降の世界貿易の落ち込みに合わせて、キャパシティを調整している。ことしは貨物事業にとって困難な1年になるだろう」とコメントしている。
19年4月のFTKとAFTK(有効トンキロ)、FLF(ロードファクター)の伸び率、およびFLFは次のとおり(▲はマイナス)。
FTK AFTK FLF前年比 FLF
アフリカ______ 4.4% ___12.6% ___ ▲2.9% ___ 37.4%
アジア太平洋___ ▲7.4% ___▲0.1% ___▲4.1% ___ 51.8%
欧州_______ ▲6.2% ____4.2% ___▲5.5% ___ 49.6%
ラテンアメリカ___ 5.0% ___ 18.7% ___▲4.3% ___ 32.5%
中東_______ ▲6.2% ____0.7% ___▲3.4% ___ 45.8%
北米________ 0.1% ____2.5% ___▲1.0% ___ 40.5%
市場総計_____ ▲4.7% ____2.6% ___▲3.5% ___ 46.3%