ANAホールディングス(ANA HD)は6月6日、Virgin Orbit(本社:米カリフォルニア州)とパートナーシップ契約を締結したと発表した。Virgin Orbitにとってアジア初の事業展開となる。
同契約はVirgin Orbitの日本・アジア展開に関する事業において、Virgin Orbitが改修したジャンボジェット(B747-400型機、写真左)を利用して人工衛星(写真右)を打ち上げるもの。
航空機を用いることで既存の地上打ち上げ施設とは異なり、柔軟な打ち合上げ地点の設定が可能となる。この独自のシステムを活用することで、日本から宇宙へのアクセスをより身近なものとし、人工衛星打ち上げをはじめとした日本の宇宙産業の拡大に貢献するとしている。
両社は長期的な協力関係を結ぶことで、平和利用を目的とした日米の宇宙産業のさらなる関係強化を進めていく。
また、今回の契約合意に基づきANA HDは、Virgin Orbitの日本やアジアにおける打ち上げサービスのための輸送支援や航空機と地上支援機材(航空機牽引車など)の整備、運航支援において協力関係を築くための協議を開始した。
ANA HDは一般社団法人スペースポートジャパン(SPJ)とも連携して国内の宇宙機離発着場に関する検証を行っており、Virgin Orbitの日本でのサービス開始に最適な打ち上げ場所の選定に向けてSPJと協力し、日本がアジアにおける宇宙輸送ハブになることを目指していく。
