航空貨物運送協会(JAFA)は6月11日、都内ホテルで2019年度の定時総会を開催し、新会長に日本通運の石井孝明副社長を選出した。
また役員改選では、副会長(国内部会長)にヤマトグローバルエキスプレスの永田輝巳社長、常務理事にJAFAの宮内祥三事務局長を選出したほか、新理事に日本クーリエサービスの大辻智会長とペガサスグローバルエクスプレスの橋本愼社長がそれぞれ就任した。
総会後の会見で石井新会長(写真)は「協会は会員とともに、(1)安全、(2)教育訓練、(3)物流の効率化を活動の三本柱として航空業界の成長に向けて貢献していく」と述べ、それぞれの今後の活動について抱負を語った。
(1)安全について、「ことし4月から商法の改正によって荷送人の危険物の事前申告義務規定が施行された。協会としても航空会社と協力してテロの脅威から航空保安への活動を進めていく」と語った。
また、(2)教育訓練について、「2018年度は2863名に教育訓練を行ってきた。協会はIATAディプロマ認定試験の公認実施機関のなかでも最も優れたプレミアムメンバーとして2年連続で選定されている。今後も十分な教育の成果があげられるように一層の充実を図っていく」とした。
(3)物流の効率化では、「スピードと高い輸送品質を最大限に生かした効率的な物流を推進していく。昨今、顧客の物流ニーズが高度化するなかで、安全で確実な、高品質な輸送サービスを常に提供していくことが私たちの使命だと痛感している。昨年9月の関空の台風被災を教訓として、災害時における広域BCPの策定に向けて引き続き官民の関係者にはたらきかけていく」と述べた。
会見後の懇談会には関係者が多数参加し、JALの岩越宏雄貨物郵便本部長が乾杯の音頭をとり、活発な歓談が行われた。
