ANA Cargoの大型貨物機B777Fが10月29日、成田〜Chicago線に就航した。
同路線は2006年から09年までの3年間、B767Fで運航されていたが、今回、10年ぶりに機材を大型化しての就航となったもの。週3便(火木土)で運航される。
同社のB777F運航路線は、ことし7月に開設した成田〜上海線に続きChicago線が2路線目となる。
初便は、自動車部品/電子機器/ガーメント/完成車など、フルポジションの80トンを積載して、12時40分に成田を出発した。Chicagoからは、ヘルスケア関連品/医薬品/自動車部品など約80トンを搭載する。
初便出発に先立って成田空港で行われた就航イベントで、ANA Cargoの中井尚・取締役 成田ウェアハウスオペレーションセンター長は、「ことしは米中貿易摩擦の影響もあり、国際航空貨物市場は厳しい状態が続いている。その中でも、輸送需要の大きい北米路線に大型機を投入することで、全日本空輸(ANA)の旅客機と貨物専用機の相乗効果で顧客ニーズに応え、高品質で安全な輸送を行っていきたい」とあいさつした。
ANAは旅客機250機、貨物専用機のB777Fを2機、B767Fを11機保有している。中井取締役は、「顧客の貨物ニーズが高いところについては、貨物専用機を投入しネットワークを活用してベストミックスをしていきたい。今まで輸送できなかった、半導体製造装置や完成車の輸送需要に応えられるようになったことが、少しずつ顧客に知ってもらえるようになってきており、大型貨物を託してもらえるというケースが増えてきている」と述べた。
ANA CargoのChicago線は、提携する日本貨物航空(NCA)の週2便(水金)、Western Global Airlines(WGA)の週2便(月日)を合わせ、デイリーの運航体制となる。
写真は貨物ローディングの様子。
■成田〜Chicago線(NH8401/8402便)
成田発(火木土)12:40→Chicago着(同日)10:30
Chicago発(火木土)15:30→成田着(翌日)18:55
