UPSは11月11日、米国のアグリテック(スマート農業)ソリューションのリーディング企業であるHerdX社と協力し、ブロックチェーン(分散型台帳、BC)技術によりトレーサビリティ(追跡可能性)を検証した牛肉を、米国の農場から日本へ輸送したと発表した。
UPSとHerdX社が、国際輸送される牛肉製品の品質保証を向上させるために、貨物追跡および品質保証を可視化する、専用の統合ツールを開発したもの。牛肉の国際輸送へのトレーサビリティ導入は日本向けが初となる。
牛肉はUPSのコールドチェーン温度管理ソリューション“UPS Temperature True”のパッケージで梱包され、米国のカンザス州から日本へ出荷された。同ソリューションにより牛肉は、温度管理機能を備えた航空コンテナを活用して成田へ到着した。
貨物の温度はパッケージングに取り付けられたセンサーで、発地から仕向地までモニター・記録され、モニタリングデバイスを通じて収集されたデータは、HerdX社のBC検証プラットフォームにアップロードされ、シームレスに統合された。
顧客はパッケージに取り付けられたQRコードをスキャンすれば、牛肉の詳細なトレーサビリティ情報を確認できる。
HerdX社はタグ/水/データを活用して、家畜の健康管理と家畜生産者のサポートを行い、クリーンでトレーサビリティが担保された食品を小売業者、さらに消費者に提供するエンドツーエンドのソリューションを展開している。