関西の3空港を運営する関西エアポートは12月10日、2019年度の中間(19年4〜9月)連結決算を発表した。
連結業績は、営業収益が前年同期比14%増の1198億円、営業利益が同36%増の362億円、経常利益が同47%増の308億円となった。親会社株主に帰属する中間純利益は同122%増の255億円。
今中間期は韓国、香港路線の需要の落ち込みがあったが、昨年の台風21号からの反動増に加え、中国をはじめとする他の路線が好調に推移したとしている。また、昨年の台風被害にかかる受取保険金を特別損益に計上していることから、中間純利益では122%の大幅な増益となった。
関西国際空港の航空需要については、韓国方面で減便があったものの、新規就航・増便の多かった中国、東南アジア方面の国際線旅客便の増加により、航空機発着回数は、年度上期として過去最高となった。
関空の19年度上期の国際貨物取扱量は前年同期比4%減の37万トン。一方で医薬品貨物の総貿易額は533億円となり、前年同期と比べ148億円増加した。
関西エアポートはことし6月、IATAの医薬品取り扱いプログラムであるCEIV Pharmaを、国際航空輸送に関わる関係事業者6社と協力して形成した“KIX Pharmaコミュニティ”で認証取得している。 コミュニティとしての同認証取得は日本の空港として関空が初で、医薬品貨物の取り扱い向上に向けた取り組みを進めている。