Qantasグループは9月15日、新型コロナウイルス後の経営再建の一環として、Sydney空港近郊の本社を含むグループ施設の移転を検討すると発表した。
SydneyにあるQantas Airways(QFA)の本社、Melbourneにあるグループ会社Jetstarの本社などが賃貸物件で、グループ全体が払う年間の賃貸料は4000万豪ドル(約30億円)にのぼるとしている。
Qantasでは、Jetstar本社をQantas本社に移転・統合する可能性があるとしている。このほか、SydneyとMelbourneにあるフライトシミュレーターセンターやBrisbaneのQantasの重整備施設などの統合も検討する。
同グループのVanessa Hudson最高財務責任者(CFO)は「コロナの影響は継続しており、ほかの大半の航空会社と同じく、我々もしばらくの間は小規模な企業になる」として、組織全体の効率化を図る姿勢を強調した。
Qantasは6月、経営再建に向けたコスト削減およびリストラなどのプランを発表。今後3年間で、150億豪ドル(約1兆1100億円)のコストを削減し、2023年以降も年間10億豪ドル(約740億円)のコスト削減を継続するほか、6000人の人員削減を行うことを表明している。