日立物流は9月24日、SGホールディングス(以下、SG HD)との戦略的資本業務提携の内容を変更し、経営統合に向けた協議については、当面の間、検討を見送ると発表した。
両社は2016年3月30日付けで資本業務提携契約を締結し、相互の顧客基盤を活用した営業連携や、車両・施設等の相互活用などの協業により、シナジー創出に取り組んできた。
しかし、新型コロナウイルス感染症の拡大で、ウィズコロナ時代におけるEC市場拡大やグローバル・サプライチェーンの維持・最適化などに、スピード感をもって対応することが必要になっているという認識のもと、それぞれ独自に成長戦略を推進することが、企業価値の最大化に寄与するとの結論に達したとしている。
これに伴い、日立物流は9月25日、自己株式立会外買付取引でSG HDなどが保有する日立物流株式2767万5000株(発行済み株式の24.8%)を約988億円で取得した。一方、日立物流は保有する全佐川急便株式1065万5240株(同20.0%)を、SG HDに875億円で譲渡する。