独Frankfurt空港を運営するFraport AGは10月1日、空港のエプロン輸送用に最新鋭の冷蔵トランスポーター2台を配備すると発表した。
これで同空港の冷蔵トランスポーターは、計20台以上に拡充される。
追加配備される冷蔵トランスポーターは“cool boxes”(写真)と呼ばれ、1台のトランスポーターが2つのキャビンによって構成されており、キャビンは両サイドから、効率的に貨物の積み降ろしができる構造となっている。
2つのキャビンには、それぞれ温度調整のための冷却システムが装備されており、-20℃〜+30℃の範囲の温度設定が可能で、もしエンジンが停止した場合でも、+30℃の外気温下でキャビン内は60分以上、設定温度が維持される。
また、トランスポーターには電子温度監視システムと追跡システムが搭載されており、最新の積載情報を継続的に送信できるという。
Fraportでは、Frankfurt空港は年間12万トンの医薬品を取り扱う(2019年実績)、欧州を代表する医薬品ハブであり、新型コロナのパンデミックにより医薬品をはじめ温度管理が必要な貨物需要が増える状況下で、“cool boxes”は有効な輸送機材だとしている。
