鴻池運輸のグループ会社Konoike-E Street, Inc.(以下、KES)が、米カリフォルニア州Wilmington地区で建設を進めていた冷凍倉庫(写真)が竣工し、10月20日から本格稼働を開始した。
新倉庫はKESの既存倉庫の隣接地に新たに建設したもので、主に肉や濃縮果汁などの冷凍食品を扱う。延床面積は約5000m2、保管能力は8000パレットで、既存倉庫と合わせると延床面積:約1万3000m2、保管能力:2万3000パレットとなる。
鴻池運輸は北米ではKESの他に、冷凍・冷蔵倉庫事業を担うKonoike-Pacific California, Inc.(以下、KPC)、Konoike-General, Inc.(以下、KGI)、輸出入業務や大型重量物一貫輸送・据付作業を行うKonoike Transport & Engineering(USA), Inc.(以下、KTE)の計4社を、“KPACグループ”としてLos Angeles・Long Beach港エリアで運営している。
KES新倉庫稼働を機に、新倉庫では比較的保管期間が長い商品を取り扱い、KESの既存倉庫およびKPCとKGIの冷凍・冷蔵倉庫には、生鮮食品などの回転率の高い商品を集約させることで作業効率を上げ、北米でさらなる取扱量の拡大を目指す。