Etihad Airways(ETD)は2021年3月28日から、イスラエルTel Avivへの定期便の通年運航を開始する。ETDが11月16日発表した。
ことし9月15日、米Washington D.C.でイスラエルとアラブ首長国連邦(UAE)が国交正常化の合意文書に署名。ETDはその1ヵ月後の10月19日、Tel Avivへの商用旅客便を運航し、中東・湾岸のGCC (湾岸協力会議)諸国では初めて、イスラエルとの間で商業旅客便を運航した航空会社となった。
新たに開設する定期便はデイリーの運航で、Abu Dhabiから中国/インド/タイ/オーストラリアを含む、同社のネットワークに接続が可能としている。
EtihadグループのMohammad Al Bulooki最高執行責任者(COO)は「新しい二国間協定の調印後、重要な都市間を直接的につなげられることをうれしく思う。両国間の定期便の開始は歴史的な瞬間であり、当社は航空会社として、両国間だけでなく、地域内外での貿易と観光の機会を拡大するというコミットメントを示している」とコメントした。