DHL Supply Chain(DHL SC)は11月18日、放射線治療機器を開発・製造・販売する米Accurayと、機器のグローバルな部品物流でパートナーシップ協定を締結した。協定発効は21年2月からとなる。
協定の目的は、がん/良性腫瘍/神経障害などの患者が効果的な放射線治療を受けるために必要とする治療機器のパーツを、配送先に継続的かつ迅速に供給すること。
DHL SCはこのサプライチェーンのために世界16ヵ国・34倉庫を結び、このネットワークをColumbus(オハイオ州)、Budapest(ハンガリー)、Singaporeの3ヵ所の地域管理センターが24時間年中無休で管理する。
また、DHL ExpressやDHL Global Forwardingも航空輸送/海上輸送/通関などで協力し、貨物の位置や状態の情報をDHLグループおよびAccuray間で共有する。DHLは在庫管理も含めた総合的な物流サービスを実施し、ColumbusのAccuray中央配送センターへのリバースロジスティクスも行う。