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航空貨物実績:10月輸出は7.9万トンで前年比0.4%増
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航空貨物実績:10月輸出は7.9万トンで前年比0.4%増

 航空貨物運送協会(JAFA)の統計による2020年10月の航空貨物の混載輸送実績は、日本発の輸出が重量ベースで7万9570トンとなり、前年同月比0.4%の増加となった。

 輸出が前年同月比プラスとなるのは18年11月以来、1年11ヵ月ぶり。

 地域別ではTC-1(米州)向けが4.1%減、TC-2(欧州・中東・アフリカ)向けが10.2%減とマイナスだったが、TC-3(アジア・太平洋)向けは4.8%増加した。 全輸出量の65.2%を占めるTC-3がプラスに回復したことで、全体が0.4%ながらプラス化した。

 また、TC-1は9月の19.1%減から10月は4.1%減に、TC-2向けも同様に24.9%減から10.2%減に、それぞれ減少率は改善している。

 プラスとなったTC-3向けでは、最大の輸出先である中国が10月は1万8059トン(前年同月比9.5%増)となり、9月の1万6348トン(同1.2%増)から、さらに増加率を拡大している。

 一方、10月の日本への輸入通関件数は18万1695件(同10.0%減)で、13ヵ月連続のマイナスとなった。9月の同13.3%減から、わずかに改善している。

Last Updated : 2020/11/25